Glam Rock Cafe

[Vol.020]



ピンバッジを男前にディスプレイしようぜ!

ハードロックカフェのピンバッジを格好よく飾りたい!コレクターなら誰しもがそう思っているはずです。
かねてより、いろいろ自作ディスプレイの制作を試していましたが、とりあえず紹介しても良いレベルの物が仕上がりましたので、皆さんと共有することにします。「Gonsuke式額装」とでも呼んでくださいな。

日本には100均という素晴らしいお店があります。世界のダイソー1号店が香川県高松市というのも何かのご縁。しかし今回はダイソーでなく、セリアのアイテムを使い、300円の予算で30分の工作時間でおしゃれディスプレイを完成させる方法を解説していきます。
大きさ的にギターピンなら6個が限度かな。縦型にすれば国内全店舗をディスプレイできるかもだね。


1.素材と道具をそろえよう

セリアで用意するもの
1.木製写真立て
両面タイプ


材質:天然木、ガラス
寸法:12x16x3cm
売場:[ホームインテリア]

2.リメイクシート
(フェイクファーシート)


カラー:ブラック
サイズ:30x30cm
(かんたんシールタイプ)
売場 :[DIY]
3.粘着のり付きパネル
A4


サイズ:A4
厚み :5mm
売場 :[文具]
別に用意するもの
・カッターナイフ
・カッター用定規
・カッターマット

任意で用意するもの
・はがき
・ダンボール
・紙やすり(180番くらい)
・塗料、ニスなど

※持ってないものがあれば全部セリアで買っちゃってください。
それでも1000円でお釣り出ます。
※なくてもそれなりに作ることができます。
※写真の木枠は「キシラデコール」で塗装しました。

2.寸法を確認して材料のカットをしよう


写真立て木製枠の内法寸法を確認します。

個体精度により異なる場合があるかもしれませんが、
以降、内法寸法が 141x101 mmとして解説しますので、実測値に随時読み替えをお願いします。


のり付きパネル寸法=木製枠の内法寸法+1.0mm程度大きめとします。同じものを2枚作りますが、枠に入れ込んだ時にキツイくらいがちょうどいいので、1.0~2.0mm適宜大きめにカットしておき、後で微調整できるようにします。
フェークファーシートはさらに2.0 mm 程度大きめにカットしておいたほうが、パネルを枠に入れ込んだ時にエッジ部が美しく仕上がります。
※後述のポストカードを用い内枠を設ける場合はエッジが見えませんので、あまり神経質にならなくてもよいと思います。

この木製写真立てがなぜ優秀か?それは”両面タイプ”だから。
そう!この写真立てにはガラスが2枚ついているのです。
二層ガラスを生かし、飾り枠を設ければカッコよさ倍増です。
都市名や限定数、イベント名やシリーズ名とか表記したり。
はがきサイズ 148x104 mmなので年賀状用ソフトなんかでデザインしてみればいかがでしょう。あ、中央はくりぬいてくださいね。


はい、ここまで準備オッケーですか?

100均なので、木枠にささくれがあったりしますので、気になる方はやすりで仕上げ(おすすめは180番くらい)もっとこだわる方は、彫刻を施したり、金色などを用いた塗装などしてみたらいいかもしれません

塗装後はよく乾かして先に進みましょう。


3.組み立てをしよう

パーツの向きを下に示します。
このパネル 5.0mm x 2枚 が木製枠 13.5mm 側に納まると、3.5mm 厚のピンバッジまで適用できることになり、また、針の首下長さが ≒ 8.0mm で、2枚のパネル厚(10.0 mm)内に針が納まり、針の飛び出しもありません。段ボールのガイドはピンバッジとガラスの接触を和らげる効果があります。
パネルとフェイクファーシートの接着。
パネルとフェイクファーシートを貼るのに少しコツがいりますが、あなたなら美しく貼れるはずです。

合体
さて、二枚のガラスに飾り枠を挟み込み、スリットに入れたら、まるでそれは、ところてんを押し出すかの如く、深い側を下にして、一気に木枠にはめ込みます

どうでしたか、簡単だったでしょ。300円。

番外編:いろいろアレンジしてみよう

留め具がクラスプタイプの場合は、あらかじめパネルを切りかいておくのがポイント。
この加工がかなり面倒くさい。

裏違いのピンを並べてみたけれど、肝心の裏を見ることができないという作品(笑)
こんなんできましたとか、クックパッドのつくレポみたいなんおもしろいかもね。

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